胃内バルーン留置術INSPECTION OF THE STOMACH
胃内バルーン治療ダイエットBALLOON TREATMENT
胃内バルーン留置術とは
食生活の欧米化と慢性的な運動不足により、日本の肥満人口は過去40年間で約3倍に増加しました。
肥満症は「万病の元」とされ、高血圧や糖尿病だけでなく心筋梗塞や脳梗塞、さらに大腸癌など一部のがんの危険因子でもあります。
そこで肥満先進国ともいえる欧米で、「胃内バルーン療法」という方法が開発されました。
胃の中にシリコン製の風船(医療用バルーン)を挿入して胃の満腹感を促進し、
これによって食べられる量を少なくして減量する方法です。
治療を受けるにはTO BE TREATED
01
適応条件
20歳以上で、日本肥満学会の基準で肥満3度以上(BMI:35)の高度肥満症例に限られています。
BMIとは、体重(kg)÷ 身長(m)であり、BMIが35の場合は身長150cmで80kg、160cmで90kgと、かなり高度な肥満の方に限られます。
02
費用について
全額自己負担となります。
シリコンバルーン自体に約35万円かかります。(アメリカから並行輸入します)
バルーンを挿入した後に2~3日の入院も必要であり、総額で約45万円前後の費用が必要です。
03
症例数と効果
これまでに約70個が輸入されており、実際の使用は約50症例です。北海道においては、今回が第一例目となりました。
シリコンバルーンは6ヶ月後に抜くことが決まりになっています。
それまでに約7~20kgの減量が出来たと報告されています。
しかし、6ヶ月後にバルーンを抜去した後、約50%の人がリバウンドするようです。
胃内バルーン留置術の様子MOVIE
2009年4月15日、当院で実際に「胃内バルーン留置術」を行った患者様の様子をご覧頂けます。
患者様の情報
年齢
42歳・男性
身長・体重・BMI
169.7cm / 103.8kg / 36.4
胃内バルーンダイエットレポートREPORT
治療前
7ヶ月後
7ヶ月経過後
【体重】-10.8kg
【胸囲】-13.5cm
体重・腹囲の推移
7ヶ月経過後
【HbA1c】-3%
【LDLコレステロール】-30mg/dI
【GPT】-74IU/dI
血液結果の推移
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メディア掲載情報Katou Ichouka Naika Clinic